印刷通販のメリット・デメリットまとめ


印刷通販のメリット・デメリットについて
 あらゆる業界にWeb化が進み、印刷業界にも及んできています。最近は印刷通販が拡大し、名刺もチラシもWebで入稿して制作発注を依頼するという形ができています。ワンストップでできるので、コストメリットもできます。では印刷通販は何が魅力で、逆に何が問題か、そのメリットデメリットを整理したいと思います。

印刷通販のメリット
 まず、根本的には営業マンがリアルにいちいち動く必要性がほとんど無くなるため、小さなロットでも大きくコストが下がります。
 また、納期を急がないことで、作業や機械を平準化できるためコストが下がります。納期に余裕を見ることでコストメリットがかなり大きくなると言えます。
 さらに、品質や価格はWebで公開されており、競争原理も働くので、非常に公正かつ安価になっていきます。営業マンで毎回見積りを取る場合と比較すると、正直ブラックボックスで、競争原理も働きにくく、相見積をとる手間も発生します。
 最後に、担当の営業マンに予定を合わせる必要がなく、いつでもWebで申込、入稿可能です。顧客側のペースで全てが回るのでメリットと言えます。

印刷通販のデメリット
 印刷通販の最大のデメリットは、メリットの裏返しですが、営業マンのサポートが無いということです。初回の申込や、複雑な要望に関しては、自分で全て解決することになるので、大きな労力と時間がかかります。
 また、ある程度パッケージ化されているため、細かい色合せや、デザインの微妙な感覚はある程度カットが必要です。色や素材のバリュエーションも少ないのもデメリットといえます。

メリット・デメリットまとめ
 まとめると、印刷通販はある程度のパッケージ化、大量かつ余裕のある場合には非常にコストメリットと時間的ロスを削減できます。多くの場合はメリットが出ると思います。
 逆に、デザイン重視かつ細かい要望があったり、詳しくない場合は、従来型の営業担当にお願いするほうが良いでしょう。